「進化したPFC」マルシン ブローニング・ハイパワー コマーシャル X-PFC 組立キット その1 このモデルについて(レビュー:開封)

こんにちはです(^○^)

マルシン工業といえば、
完成品より安価に手に入る組立キットを販売し続けている、
老舗のメーカーさんです。

今は物価高で大分高価になった印象がありますが
一昔前まではモデルガン入門者であれば
おそらく一度はお世話になったメーカーさんでした。

そのマルシン工業さんの製品ラインナップの中でも
同社が開発したプラグファイアーカートリッジ(PFC)が
世の中に登場し始めた時から

ずっと販売され続けている息の長いモデルガンが
ブローニング・ハイパワーです。

マルシンPFCは時代が進むにつれ何度か改良されパワーアップされてきましたが
ブローニング・ハイパワーだけは元々のモデルが細身であるゆえに
強度をアップさせるのに必要な肉厚を取るのが難しいからかもしれませんが
パワーの弱い旧PFC(世代で言うと第二世代のはず)で稼働していました。

しかし、旧PFCといえど、持病である

「マガジンセフティの仕組みにより、
スライドが持ち上がりシアが開放されず
ハンマーが落ちない」

問題を解決できれば
同社の傑作ベレッタM92Fシリーズに匹敵する
素晴らしい発火性能を誇ります。

ここら辺の話は過去に書いた、
ブローニング・ハイパワーの記事で書いています。

そんな長らく販売されてきたブローニング・ハイパワーですが
この度、新型カートリッジを引っ提げて新発売されました。

今回、せっかくなので組立キットを購入したので
開封、組立、発火を少しずつ進めて紹介していきます。

箱の外観

まずは、箱・・・の前に今回購入したものです。

購入はいつものBIG MAGNUMさん。

マルシンさんが自信を持って発売したX-PFCと
X-PFC用マガジンの予備も購入しました。

最近はモデルガンを購入するときは
予備マガジンも購入するようにしています。

理由は、マガジンリップが開いてきた時に
修正するための参考にしたいからです。
(なので、基本的には使用することはないです。)

で、箱です。

最近のマルシンさんはおしゃれな白い梱包に
組立キットを納めているようです。
店頭でもこの白い箱をよく見かけます。

他社ではなるべく販売価格を抑えるために
ダンボール箱に可能な限りかっこいい印刷をしています。

そちらも価格とかっこよさのバランスをとった良い梱包ですが
マルシンさんのシンプルながら上品さのある梱包も良いです。
他社との差別化にもなって良いと思います。

そして、左上にさんぜんと輝くX-PFCの銀シール。
カートリッジ、デトネータの構造まで
シールに入れ込む気合いの入れよう。

このカートリッジに相当な自信を持っていることが
このシールからもわかります。

側面には機種名表示のシールや
注意書きなどが印刷されています。

昔はマルシンのキットモデルといえば
1万円台くらいで購入できる上に組み立ても楽しめる、
僕のようなプラモ大好き人間にとっては最高のおもちゃでした。

今は物価高の影響を受けて、
定価では倍近くになってしまっています。

僕自身もメーカーで機械設計やってますので
昨今の物価高に資材調達部門が頭を抱えているのをみています。

この状況では、マルシンさんも価格アップはやむを得ないと思います。

箱を開けると今度は黒い中身を保護する化粧紙が現れます。
昔はここにモデルガンについての注意書きが書いてありました。

紙を外すと取説と仕上げ前の本体が現れます。
ここまでマルシンのロゴを中心に、白・黒・青と
シンプルながらおしゃれな梱包ですね。
昔は取説は察しではなく白黒で組み立て方が書いてある広げられる紙でした。

仕上げ前の本体は台紙に括り付けられていて
それを外すと下に細かい部品が現れます。
ここら辺は昔から変わってません。

マガジンです。
わざわざX-PFC用と書かれているので
従来モデルと何か変更点があるはずなのですが
ぱっと見ではわかりませんでした。

スライドです。
キットモデルお馴染み、バッチリ残ったパーティングラインです。
これを見るとワクワクが止まりません!(変態)

スライド先端です。
記憶では、過去作ったハイパワーのキットでは
開封時点でここにブッシュが捩じ込まれていたはずです。

今回キットでは別パーツになっていました。

従来品のブローニング・ハイパワーの記事でも書いた通り、
このモデルはマガジンセフティの構造に起因した持病があります。

その解消方法は上下方向のスライドとフレームのガタを取ることなのですが
今回キットではガタがほとんどありません!!
これにはびっくりしましたし、大変にありがたいです。

バレルです。
取説を見る限りは従来品と変わりがない模様です。

今回、完成品には木グリが付属するタイプがあったようですが
組み立てしたかったのでプラグリップのキットモデルにしました。

次回から組み立てを行なっていきます。まずはパーティングライン消しです(^○^)

〜その2へ続く〜

 

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