「When it counts!(ここぞというとき!)」タナカワークス SIG SAUER P229 エヴォリューション2 その1 このモデルについて(レビュー)

こんにちは(^○^)

タナカワークスのSIG P226シリーズ。

10年前くらいは、現在発売されている
エヴォリューション2シリーズとは比べ物にならないほど
強度がなく、

特にP226に関しては、

「何もしていないのに
スライド上部エジェクションポート周りが割れる」

という現象がネットに報告されるような
強度に関して不安のあるモデルでした。

そんな問題があったP226が同社の努力により
エヴォリューション、エヴォリューション2と
発火性能・強度の大進化をとげ、

さらに、使用カートリッジ違いの
バリエーションが出るなんて誰が予想したでしょうか。

しかも、357SIGという
モデルガン業界では唯一のカートリッジをひっさげて。
(2023/1/29現在)

お待たせしました。
今回の主役のご登場です。

タナカワークス P229 エヴォリューション2です。
同社P226のバリエーションとして、
P228をベースに製作されたものです。

最大の特徴はカートリッジ。

新規設計の357SIGカートリッジを
模したものとなっています。

また、トップは快音トップが採用されています。

4つ小さな穴が開いていて、
発火の際はここからガスが逃げていくことにより
甲高い大きな音を発するようです。

(初めて見たときは、
「こんなほっそい穴ドリル持つのかな?」
って思いました。

それくらい細い穴です)

パッケージはこんな感じ。

同社SIG P228(M11)とスライドを比較するとこんな感じ。

P228よりスライド幅が大きく、
マッシブな印象を受けます。

P229は9mmより強力な
357SIG等を使用するために
スライドを強化しているようです。

その代わりと言ってはなんですが
スライドのセレーションの上下幅が短く
指の引っ掛かりが弱くスライドが引きづらい印象です。

ちなみに、カートリッジを変更しているので
ベースのP228に比べてそれなりのパーツ変更をしていると思いきや・・・。

取扱説明書はP228のものに
このパーツリストが挟まっているだけです。

お気づきかと思いますが、
作動に関係する部品はエジェクター以外
P228と共通です。

T.K.Redさんという方のブログで

「P229にタナカワークスの9mmカートリッジが
バレルを変えるだけでそのまま使える。」

という情報が掲載されていましたが
おそらく、部品変更がほとんど必要ないように
357SIGカートリッジを設計したのだと思います。

(部品共通設計は原価低減の基本です。
部品供給が安定化し、量産効果で部品単価が低くなるので
壊れた部品をパーツ単位で請求することが多いモデルガンでは
ユーザー側にもメリットがあると考えます。)

ということで紹介はここまで。

次回は発火します。

〜その2へ続く〜

 

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