「唯一の”金属ブローバックM16″」 マルシンM16A1 ~その14:タニオ・コバ M4MGマガジンを使う:発火検証、マガジン追加工~

前回は、マガジン内残弾数が多い場合において、ボルトのアゴがカートリッジのリムに接触しないためにカートリッジの抽出ができなくなり、ジャムが起きておりました。

前回発火ののち、もう一度発火させてみると、下記のようになりました↓

  • セミオート:最初の1~10発の間でマガジン抽出不良のジャムが発生する。
  • フルオート:1発不発したものの、26連フルオート達成。

調子が良いときは快調なのですが、そうでないときは前回も発生したマガジン抽出不良が目立ちます。

ただ、ディスコネクトは対策が功をそうしているのか破損はこの時点ではありませんでした。

そこで、こんな加工をマガジンにしてみました↓

マガジンフォロアー後端に0.4mm厚のプラバンを瞬間接着剤で接着してみました。これで、カートリッジ後端を少しでも押し上げて、ボルトのアゴとかませる狙いです。

発火検証

発火した結果は以下の通りになりました↓

  • ボルトのアゴがカートリッジ後端とかみ合わず、抽出不良になるジャムは解消されなかった。
  • ボルトキャリアのファイアリングプレートを止めるピン穴が変形し、ピンが斜めに固定、飛び出した一部がアッパーレシーバー内部と干渉してボルト後退に影響が出た。
  • ディスコネクトが折れた(3回目)

・・・はい、いろいろ残念なことになりました。

まず、アゴがかみ合わない問題。こちらについては、

  1. マガジンリップを削り、深く挿入されるようにする。
  2. ボルトキャリアのマガジンリップを回避する溝を彫りこんで、よりマガジンが深く挿入されるようにする。(ボルトキャリア破損により、新品のボルトキャリアに加工を施す)

で、対策します↓

リップについてはこの写真のように、リップ上側を削り、よりボルトに近づけます。削りすぎるとリップとしての機能を果たさなくなるので注意です。

次に、ボルトキャリアの破損の件です↓

タニオ・コバ M4MG用ヘキサゴンCPカートリッジの強烈な後退により、ファイアリングプレートがピンと激突してこうなったと考えられます。これに関しては交換以外方法がないので、新品と交換しました。ついでに、「ボルトキャリアのマガジンリップを回避する溝を彫りこんで、よりマガジンが深く挿入されるようにする。」加工もやってみました↓

電動リューターに研削砥石をつけて溝を削ってみたのですが・・・あんまり削れなかったです。

最後に、またディスコネクトが破損しました。対策として、前回と同様にディスコネクト後端を削り込むのはもちろんとして、ハンマーとディスコネクトが接触する部分を大きく削り込みました。(また写真を撮り忘れました・・・)

~その15へ続く~

まとめページへ

スポンサードリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください