「The ブローバックマシーン」Mule×タニオ・コバ GM-7.5 M1911A1ミリタリー ~その12:ここまでの発火詳細と考察~
みなさん、こんにちはです(^-^)
ここまで結構な数を発火いたしましたGM-7.5 M1911A1ミリタリー、発火結果をまとめてみました↓
各カートリッジについて、発火数、暴発、不発、装填不良、排莢不良、後退量不足数を数え、それぞれの率を計算しました。また、全体でどれくらいノントラブルで発火できたかの率を成功率として示しました。
ヘキサゴンCPに関しては58発でバレルがダウンしたのでそこで発火ストップしてます。(詳しくはこちらをご覧ください。)
また、オープンハードアルマイトカートリッジは使い捨てオープンカートリッジを100発撃った状態から行ったので、ラバーヘッド劣化の可能性があり、本来の実力ではない可能性があります。(前回参照)
各カートリッジごとに結果を見てみます。
・ヘキサゴンCPは暴発が約3割の確率で発生しています。また、装填不良も約2割と目立ちます。装填不良については箱だし最初に使用したのが影響している可能性があります。また、暴発の影響か、58発でバレルリンク付け根が破損しました。
・使い捨てオープンカートリッジは約1割の確率で装填不良が発生しています。(ジャムの様子はこちらをご覧ください。)カートリッジの質量が軽いことにより、バレル後退&前進の時間が取れず、ジャムが発生すると考えられます。
・オープンハードアルマイトカートリッジは発火数が少ないのと、使い捨てカートリッジを100発発火した後で撃ったため、実力がはかりきれていない可能性があります。しかし、使い捨てオープンカートリッジに見られたジャムは発生しませんでした。カートリッジの質量が大きいためと考えられます。
また、使い捨てオープンカートリッジ、オープンハードアルマイトカートリッジについてはブローバックトリートメントを使用しました。現在までに124発発火しましたが、ラバーヘッドが持っており切れもありません。汚れも少なく、100発持たせたいならば使用をお勧めします。
現時点での結論です↓
- 使い捨てオープンカートリッジとオープンハードアルマイトカートリッジの比較からわかる通り、カートリッジ質量が装填不良に関係している可能性があります。
- しかし、ヘキサゴンCPのように重くキックの強いカートリッジを使用するとバレル破損の可能性があります。
- バレル後退時間を稼ぐための質量増加が必要ですが、必要以上の重量増加はバレル破損をまねくようです。
- また、できればラバーヘッドをなるべく持たせたい。
- 現時点での結論として、オープンハードアルマイトカートリッジ+MGCAP火薬7mm+ブローバックトリートメントの組み合わせが現時点での最善です。
ヘキサゴンCPは残念な結果になったものの、連続で発火した使い捨てオープンカートリッジの発火数と成功率は驚異的です。さすが、「ブローバックマシーン」です。
オープンハードアルマイトカートリッジは、ヘキサゴンCPや使い捨てオープンカートリッジほど撃ってないので継続発火して検証していきます。
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