モデルガンとは?を解説します!~その3:オートマチックとリボルバー~
みなさん、こんにちはです(^-^)
モデルガンとは?解説シリーズその3は、ハンドガンの種類、オートマチックとリボルバーについてモデルガンを使って解説します。
まずはオートマチック↓
3度目の登場!もう見飽きてきました?
次にリボルバー↓
形は全然違いますね。
両者の違いは、作動方式と弾薬のしまい方です。
まず、オートマチックには下の写真のようなマガジン(弾倉)という弾薬を入れておく箱が入っています↓
このマガジンに弾薬を入れます↓
そして、弾薬を入れたマガジンを本体に挿入します↓
そののち、本体上部のスライドを引いて、弾薬を銃身の薬室に装填します↓
ここまで操作すれば、発射準備は完了です。あとは、引き金を引くたびにスライドが動いて発射済みの弾薬(薬きょう)の排出、マガジンからの再装填をマガジンの中の弾がなくなるまで自動的に行います。ゆえに、オートマチック(日本語だと「自動拳銃」)と呼びます。
次に、リボルバーですがフレームのラッチを押しながらシリンダーを横から押すとこんな状態になります↓
これがスイングアウトという状態です。このレンコンみたいな部分をシリンダーと言い、レンコンの穴にあたる部分に弾薬を装填します↓
そのあと、シリンダーを元に戻します↓
最後に、ハンマーを起こすとシリンダーが回転し、発射準備完了です。
ちなみに、シリンダー内の弾薬を撃ち尽くしたときは、下の写真のように親指でエジェクターロッドを押して薬きょうを押し出します。↓
実銃では、弾薬を発射すると火薬の爆発のエネルギーによって薬きょうがシリンダーに張り付くので、このような機構が必要になります。モデルガンでも再現されています。(だからといってカートリッジが張り付くことはないですが。)
また、引き金を引くか、ハンマーを起こすたびにシリンダーが回転し、シリンダー内の弾薬を次々と発射することができます。
さて、写真をご覧の通り、リボルバーは1回の装填で使える弾数が5発(一般的なリボルバーは6発)です。対して、オートマチックは弾倉の大きさによって弾数が決まり、写真のモデルガンでは13発装填することができます。
これだけ書くとリボルバーの方が不利な気がしますが、オートマチックは作動時に動く部品が多いため、一つ々々の部品を強固にすることが難しいので、あまり強力な弾薬を発射することができません(大型化して撃てるようにしたモデルもありますが・・・)。また、動力源が弾薬が発射されたときのガスと反動の上、リボルバーに比べ機構が複雑なため、弾薬が詰まったりするなど、信頼性はリボルバーに劣ります。
対してリボルバーは、ハンマーを動かす機構やシリンダーを動かす機構は引き金の動きを動力源にしています。また、オートマチックに比べ構造が単純なため故障が少なく信頼性が高いです。さらに、銃身とフレームが一体となっているので構造が強固で、オートマチックでは発射することができない強力な弾薬を発射することができます。
ちなみにリボルバーは日本語では「回転式拳銃」といいます。
まとめると、
- ハンドガンにはオートマチックとリボルバーの2種類がある。
- オートマチックは弾倉に、リボルバーはシリンダーに弾薬を入れる。
- オートマチックは弾倉の大きさにより入る弾薬の量が決まるが、リボルバーは5発ないし6発くらいが一般的。
- オートマチックは弾倉内に弾薬がある限り、引き金を引くたび、排莢・再装填が自動で行われる。ゆえに、日本語では自動拳銃と呼ばれる。
- リボルバーは引き金を引く力によってハンマーやシリンダーを動かし、弾薬を発射する。シリンダーが回転することから日本語では回転式拳銃と呼ばれる。
以上、オートマチックとリボルバーの解説でした。~その4へつづく~
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モデルガンの弾はどこへ行くのですか?
薬莢と一緒に弾も排莢されるのですか?
コメントありがとうございます。
記事下にあるリンク(その4へ続く)からその6、その7と続けて読んでいただければ分かると思いますが、
モデルガンはそもそも弾丸はなく、薬莢の代わりにカートリッジという部品が排莢されます。