「45口径のカートリッジ・シャワー」CAW M3A1 グリースガン その3〜オープンカート化への挑戦1〜

こんにちはです(^○^)

前回は各社CPカート混成での発火を行いました。
今回より、できるかわかりませんが
タニオ・コバ GM-7のオープンカートによる
発火を試みていきます。

きっかけ

CAW M3A1 グリースガンはとっても快調で
発火していて本当に楽しいモデルガンです。

特に重たいボルトによるリコイルが素晴らしく
ワイヤーストックの揺さぶりにより
ほお付けしているアゴが痛くなると
恍惚とした気分となります(変態)。

だけれども、一つ、気になるといえば気になることが。

カートリッジが真鍮製で、無くすとお財布に優しくないです・・・。

なので、無くしても惜しくない、
タニオコバ 使い捨てオープンカートで発火できれば
すごく楽しいなぁ、と思ったのです。

そんなことを考えていると
Xのフォロワーさんでオープンカート化に挑戦している方がおりました。

おそらく冷却と摩擦の関係から、
オープンアルマイトカートでの動作となってましたが
快調に動作していました。

なので自分もやってみたいなぁ、と思ったのがきっかけです。

とりあえず、デトネータを外そう。

まずは通常のデトネータを外さないといけません。

デトネータはデトネータケースに挿入後、
デトネータスクリューにて止められているのですが
このスクリューを外す工具は手に入れた中古品には
付属していませんでした。

そこで、ホームセンターで六角レンチを見繕い。

この0.89mmの六角レンチがジャストフィット。
無事通常デトネータを外すことができました。

オープンカート用デトネータを用意する。

CAWさんもタニオコバさんも
この機種用のオープンデトネータなんて用意してませんので
自分で用意する必要があります。

で、3DCADやプリントサービスを駆使して
製作しました。

使うラバーヘッドはロングライフデトネーター用とし
設計しました。

この状態で試しに発火してみます。

テスト発火

上記動画がテスト発火の様子となります。
ご覧の通り、14〜15発で発火ができなくなりました。

発火後の状態はこんな感じです↓

カートがこの位置で止まり、引っこ抜こうにも抜けません。

なんとか取り外してみると、チャンバーはこんな感じ↓

カートがフィードランプを上ってから、
カートの口が接触するラバーヘッドの下半分がもげております。

また、ラバーヘッドの後端がもげてデトネータ後方へ追いやられています。

ラバーヘッドはセミオートのGM-7では
15発程度では損壊しない製品であるはずであることを考えると、
この損壊の原因は下記が考えられます。

  1. ボルトの重量が非常に重いのでカート内圧が高い。
  2. フルオートによりラバーヘッドが冷却されることなく次弾装填→発火となるため
    熱によりラバーヘッドの強度が低下する。
  3. 1、2の相乗効果で破損。

対策と今後

ボルトによるカート内圧が高いことは今の所仕方ないのですが
熱によるラバーヘッドの強度低下についてはまだやりようがあります。

オープンアルマイトカートのような金属製のカートにして
熱伝導率を上げて冷やす方法です。

しかし、この方法ですと
発端の「カート無くすとお財布が痛い問題」が
解決できません。

そこで、別の方法を試すことにします。

タニオコバのブローバックトリートメントをカートの内面に塗って
冷却剤がわりにする作戦です。

GM-7を発火した方なら経験したことがあるかもしれませんが
連写した後に簡易クリーニングでラバーヘッドにオイラーで水をかけると
「ジュッ」という水が気化する音が聞こえることがあります。

それだけ発火によりラバーヘッドが熱を持っているということです。

なので、ラバーヘッドを冷却することで、
長持ちさせる作戦となります。

要するに、ラバーヘッドの冷却を考えれば良い。。。それが難しい!

今回の問題の要点は如何にしてラバーヘッドを冷却するか、です。

だけんども、それが難しい。

バレル側からガンガン冷却できれば良いのですが、
ただでさえ貴重なグリースガンの部品を加工する羽目になります。
そんなことできねぇ。

とりあえず、また機会をみて、
ブローバックトリートメントを試してみます。

〜その4へ続く〜

 

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