「唯一の”金属ブローバックM16″」 マルシンM16A1 ~その10:ボルトロック現象のメカニズムと対策、結果~

みなさん、こんにちはです(^-^)

前回に引き続きボルトのロック現象について考察していきます。

エキストラクターとカートリッジがボルトのロック現象を引き起こしている可能性があることは分かったのですが、どんなメカニズムで発生しているかわかりませんでした。

で、エキストラクターにカートリッジをくわえさせてみると、下の写真のような状態になることがあることに気づきました↓

・・・写真を撮るのが下手で、どうしても撮りたい部分がぼけてしまうので枚数を撮ったのですが、よく見ていただくと、エキストラクターがリムをくわえこまず、リム外周に乗り上げていることがわかります。

エキストラクターがリム外周に乗り上げることにより、エキストラクターがボルトの外側に押されて、ガタの分外側に広がっています。

おそらくこの現象がボルトのロック現象の原因ではないかと考えました。

つまり、

  1. マガジン抽出時にエキストラクターがカートリッジリム外周に乗り上げる。
  2. そのままボルト閉鎖する。
  3. ハンマーがファイアリングプレートを打撃。ファイアリングプレートが前進する。
  4. エキストラクター先端部が外側に広がった状態でカートリッジとともに前進、チャンバー外周と強く擦れながら前進する。
  5. 強く擦れているため打撃力が相殺され不発。
  6. エキストラクターはチャンバーとカートリッジに挟まれており、チャンバー外周と強く擦れているため、チャージングハンドルを引いてもエキストラクターが設置してあるボルトは後退できない。

のようなメカニズムでボルトがロックしていると予想を立てました。

そこで、チャンバーのエキストラクターが入り込む部分を電動リューターで削ることにしました。赤矢印の部分を削って↓

下の写真のように加工しました↓

この状態で試しに10発発火してみました。

結果は、7発目でボルトがロックしました↓

そこで、エキストラクター先端を削ることにしました。

下の写真の矢印の部分をやすりで削ります↓

理屈としては、擦れてしまう部分をあらかじめ削れば擦れることはない、という考え方です。

加工後はこのような感じです↓

ボルトに装着するとこのようになります↓

このように削ったのち、セミ・フルでそれぞれ10発発火したところ、ボルトのロック現象は発生しませんでした。(その9でご紹介した通り、マガジンに起因する装填不良はたくさん発生しましたが・・・)

この調整により、苦しめられてきたボルトのロック現象を克服することができました。

残りはマガジンのみ。一応、策は考えてありますが果たしてうまくいくか・・・。(かなり邪道な策ですが(*_*;)

~その11へ続く~

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