「進化した名機」マルシン ベレッタM9A1 組み立てキット その5 〜不発対策:ハンマースプリング初期セット量増加調整〜
こんにちはです(^○^)
前回は不発の連発で残念な結果に終わりました。
今回はその対策をしていきます。
ハンマースプリングが弱くなっている。
ネットやXの情報をみると
同時期に発売されたドルフィンも含め、
X-PFC化に伴い、ハンマースプリングの荷重調整が入ったようです。
X-PFCは音が大きくなった代わりに、
ブローバックパワーは少し小さくなった可能性があり
ハンマースプリングも弱くなっているみたいです。
対策
対策としては、ハンマースプリングをより縮めておいて
ハンマーの荷重を大きくし不発対策とします。
試して行った結果、現在では通常よりも3mm分スプリングを縮めることができるジグを
3Dプリンターで製作して入れています。
結果
見ての通り、不発の連発です。
別の対策を考える必要があります。
多分、オートマチックファイアリングピンブロックセフティが良くない?
今回、同じ対策をドルフィンにも適用しました。
結果としてはドルフィンはセミオートで不発はなくなりました。
(別の問題が発生しましたが。)
M9A1とドルフィンの違いは、
オートマチックファイリングピンブロックセフティが
あるかないか、です。
左がドルフィン、右がM9A1のスライドです。
左は通常、右はオートマチックファイアリングピンブロックセフティを
下から押して動かしている写真です。
このセフティは普段はファイアリングピンの前進を阻止していますが
トリガーを引いた時だけ上に上がりファイアリングピンとのロックを解除することにより
不意の暴発を防ぐセフティです。
マルシンのベレッタでは、このセフティの上昇量が足りない場合があり
非X-PFCモデルの時から、この機能を除外する措置が不発対策の一つとして知られています。
今回は、このセフティの有無が結果に反映されている可能性があるので
今後、一度このセフティを取り外した状態で発火テストしてみます。
テストしてみたら記事書きます。
〜その6へ続く〜
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