「進化したPFC」マルシン ブローニング・ハイパワー コマーシャル X-PFC 組立キット その3 組立:トラブル

こんにちはです(^○^)

前回はパーティングライン処理を行いました。

今回はいよいよ部品組み込みを行なっていきます。

昔組み立てた時の印象

高校生くらいの時にX-PFC化される前の
PFCモデルの組み立てキットを組み立てたことがあるのですが
持病のガタによるスライド持ち上がり問題以外は
特段、組立に苦労した記憶はありませんでした。

・・・まぁ、こんなことを冒頭に書くくらいなので
今回は組立中にちょっとしたトラブルがあったことは
想像がつくと思います。

では、組み立てていきます。

記憶の通りするすると組立

まずはメインスプリングハウジングを組み立てます。
こんな感じになります。

次にハンマーを組み立てます。
こんな感じになります。

セフティを組み立てて、

ハンマーを組み込んで

エジェクターとセフティを組み込みます。

ここまで、ちょっとエジェクターとハンマーとフレームの穴の
中心が合わせずらかったな〜、くらいの感覚。

次にランヤードリングを捩じ込んで、

マルシンハイパワー組立名物、
輪ゴムでハンマーを抑えます。

理由は、シアの組み込みのため。
でも、シアのピンはエジェクター固定も兼ねているので
先にエジェクターの穴を通しておきます。

組立は夜遅かったのでプライヤーで挟み込んで
ピンを差し込みました。

シアを組み込みます。

このシア組み込みがハイパワーでは難所です。
元々ほっそりした外見の通り
シアを指で抑えるスペースが細く指が痛い。

色々頑張ってなんとか組み込みました。

ちなみに、メンテナンスで分解組立を繰り返すと
当たりが取れてきてだんだん組立が楽になります。

なので安心して初回は苦労してください(?)。

フレームスペーサーにトリガーを入れて
トリガーグループとし、

フレームに組み立てたトリガーグループを組み込みます。

マガジンキャッチを組み立てて

フレームに組み込みます。

ここまでは順調でした。
過去組み立てた経験から、

あと1時間もあれば組み上がるかなぁ

なんて思ってました。

ええ、お待たせしました。
トラブルの始まりです。

グリップのネジが入ってかねぇ・・・エキストも動かねぇ・・・

グリップのネジを締めようとしたら
途中で捻じ込めなくなりました。

グリップのネジは、フレームの穴を通して
その裏側にあるメインスプリングハウジングに
メネジが切ってあるのですが、

いくらやってもうまく入っていきません。

観察してみると、
フレームの穴中心と
ハウジングのネジ穴中心がズレております。

しかもこのズレが大きくて
メネジの外径がフレーム穴の外側に
隠れるか隠れないかくらいズレています。

さらに観察してみると、

フレーム底面部、ハウジングと当たる部分に
大きなバリが立っていてこれがハウジングが
定位置にくるのを妨げているようです。

で、その日はそれなりに遅い時間だったので
ネジ穴位置調整という難題は後回しにして
先にスライドにエキストラクターを組み込もうとしたのですが、

今度は、エキストラクターピンが入っていきません。
また、エキストラクターも定位置にすると
どこか擦れているのかバネの力では動かない・・・。

仕方なく、この日の組立は中断しました。

次回、この問題に対する対処と組立の続きを行います。

〜その4に続く〜

 

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