「シリンダーギャップとの戦い」ハートフォード ナガンM1895 その2 発火
こんにちはです^ ^
前回はこのモデルの紹介を行いました。
今回は発火できるタイミングがあったので発火させました!
カートリッジ
カートリッジはダブルキャップカートになっています。
こんな感じで、5mmキャップ火薬を向かい合わせに
カート内にこめる形です。
ハンマー打撃による着火は右側のキャップ火薬が担当し
その火花が左側のキャップ火薬を着火させる仕組みです。
まず、右側のキャップ火薬を付属のローダーで押し込んだ後、
上から真ん中の部品を挿入します。
(火薬の上から押し込む形になるので地味にドキドキします。)
最後に、弾頭側へ左側のキャップ火薬をセットして
ケースにねじ込みます。
発火
まずは、MGキャップ火薬で発火させてみました。
音圧も測定してみました。
測定方法はタナカワークス デザートイーグルと同様です。
最大93dBの音が発生しています。
・・・あれ、なんだか音圧が小さいような・・・。
90dB台といえば、
タナカワークス デザートイーグルのダブルキャップカートで発火
などがあります。
ガス抜け・音抜けには有利な大口径とはいえ、
巨大スライドがガッツンガッツン動く
デザートイーグルを90dB台の
音圧まで絞り出してしまうタナカワークスさんがすごいのか
ガス抜け・音抜けに不利な小口径のナガンゆえに
オートマチックでもダブルキャップにより目指せる
90dB台に落ち着いたのか、
なんだかよくわかりません。
ただ、音はリボルバーらしく、甲高い音になってます。
(基本的に耳栓をつけて発火するのですが
リボルバーはオートに比べて耳栓を抜けてくる音の圧が異なる感じがします。
・・・いつか、これを数字で表したい・・・。)
マルシンキャップで発火
次にマルシンさんの5mmキャップ火薬で発火させてみました。
カートはMGキャップで発火したものを使いまわしてますので
清掃していません。
火花がわかりやすいように部屋を暗くしてみたのですが
外が明るすぎて思ったより暗くなりませんでした。
みてわかるように、不発が発生しています。
カートの清掃をしていないのでそのせいかもしれません。
しかし、マルシンさんのキャップで発火するとフラッシュが眩しいですね!
資料的価値があるリボルバーだと思います。
ハートフォードさんは得意のウェスタン関連のリボルバーの他に
日露戦争や大戦期の拳銃をモデルアップしています。
今まで発売されたのは、
モーゼルHsc
ボーチャードピストル
二十六年式拳銃
などです。
今回のナガンを見てもわかるとおり、
内部の機構を可能な限り再現するコリに凝った仕様になっています。
そういった意味では地味ですが
資料としての価値が高いモデルガンではないかと思います。
・・・まぁ、そんな堅苦しいこと考えなくとも
ハンマーが起き上がっていくとともに
回転しながらゆっくり前進していくシリンダーを横から眺めてみたい方は
是非とも購入を検討いただいても良いモデルガンだと思います。
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