「こだわり抜いた復活」Mule トンプソンM1 その1 購入経緯
こんにちはです^_^
その昔、オークションで
ハドソンのトンプソンM1A1を落札し、
コレクションの一つになっていたことがあります。
トンプソンについては
MGCが禁酒法時代のマフィア御用達サブマシンガン、
M1928を、
ハドソンが第二次世界大戦期の米軍装備である
M1A1をモデルアップしていました。
僕がオークションで手に入れた頃は
すでにハドソン産業がモデルガン事業から撤退しており
中古完成品や部品がオークションや中古ショップで
取引されている状況でした。
ハドソンのトンプソンは
作動性においては同社の他機種に比べれば
だいぶマシなモデルガンでした。
それでも、MGCのトンプソンに比べれば
だいぶ作動性は落ちましたが。
しかし、MGCのトンプソンが作動性重視のためか
ボルトが大胆に肉抜きされているのに比べて
ハドソンのトンプソンはずっしりしたボルトが備わっており
発火させた時のリコイルが素晴らしく、
なんとかうまく発火させようと奮闘したものでした。
作動に関しては、ハドソンのトンプソンは結構気になるところが多く、
例えば、
- エキストラクターが実質的に稼働できる範囲が大変狭く
発火中変形するんじゃないか?とヒヤヒヤした。 - エジェクターを外から抑える板(名前忘れた・・・)が
発火の衝撃で変形してエジェクターがずれてくる。 - マガジンリップがすぐに変形してカート保持が弱くなったり
ジャムが多発。
などなど、やはり発火に関してはハドソンらしさがあるなぁ
と感じておりました。
そんなことをしていた時くらいだったと思うのですが、
Muleから「トンプソン発売!」の知らせがありました。
価格は諭吉が8人くらい出撃するレベル。
マガジンやカートも発売するとのことで
そちらもすぐ完売してしまった記憶があります。
(特にマガジンがすぐ売り切れになった記憶があります。
やはり、マガジンリップが弱いというのがあったのかも。)
その時はお金がなくて諦めた上に、
「Muleさんだから、再販はほぼないんだろうなぁ」
と二重の意味で諦めてました。
そんな形で数年後・・・。
時は執念の耐久性・発火性能改善を遂げた
タナカワークス トカレフTT-33が発表されたあたりの頃。
Muleから、
「トンプソンM1販売します。M1A1ではなくM1です。
金型がもう限界で、アッパーとレシーバーの結合を共削りで合わせてるから
今回がラスト販売です。」
という発表がありました。
価格は少し上がって9〜10諭吉くらい。
ちなみに、トカレフTT-33(約3諭吉)は予約済み・・・。
・・・これは買うしかないでしょう(震え声)
ということで、この月だけでとんでもない出費をしたのですが
「欲しいモデルがあったら質に入れてでも買え」
と言われるこの界隈、基本に忠実に購入しました。
下が、お家に届いて開封した時の写真です。
で、ここまでで文字数1000字を超えちゃったので
次回よりこのモデルについて解説します^_^;
相変わらず話が長くてすみません・・・。
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