「架空銃が出るのは自信があるとき」タナカワークス アンマークド・黒星(ヘイシン)・ピストル その1:このモデルについて(レビュー)

こんにちは。

今回はその発火性能・耐久性向上策で
発火派の度肝を抜いたモデルガン、

タナカワークス トカレフTT-33

のバリエーションモデルを紹介します。

まずはこちらの画像をご覧ください。

「ついに自宅をガサ入れされたのか!?」

とびっくりされた方もいるかもしれませんが
こちら正真正銘のタナカワークス純正のモデルガンとサプレッサーです。

(当方、前から弾が飛ぶものは部屋の壁や家具を壊したり、
当たったら痛いのでそもそも好きじゃありません。)

しかも、このモデルガンはモデルとしている実銃がありません。

なぜなら、

「裏社会等で使われている密造の54式拳銃」

をイメージしているから。

ということで、今回の主役、

タナカワークス アンマークド・黒星(ヘイシン)・ピストル

のご紹介です。

タナカワークスではハドソンTT-33を魔改造レベルの改良をして
劣悪だった発火性能と耐久性を劇的に向上させて
タナカワークス トカレフTT-33として復活させました。

そして、自信があったのか、
中華人民共和国軍で使用されていた
54式自動拳銃もモデルアップしました。

54式自動拳銃は事前発表は特にされていなかったと記憶していますが、
トカレフの取扱説明書に54式拳銃の部品リストも掲載されているという
サプライズ。

しかも、ちょっと背が高いリアサイトや
ランヤードリングがないマガジン、

トリガーやスライド、
グリップも別部品で作るという気合の入れよう。

ここからも、タナカワークスが改良したトカレフに
かなり自信を持っていたことが伺えます。
(単に、少しでも開発費を回収するために
バリエーションを増やした可能性もありますが)

そして、54式自動拳銃が発表された後に
54式のバリエーションとして今回の
アンマークド・ヘイシンが発表されました。

アンマークド、つまり無刻印と謳っている通り、
スライド、フレームともに刻印はありません。

また、大きな特徴としてトカレフ、54式にはない
スレッテッド・バレルが標準装備になっています。

スレッテッドバレルでも作動性や強度を確保するためでしょうか、
デトネーター(フロントファイアリングピン)も専用品に変更になっています。

識別できるように先端が赤く染められています。
もし、部品注文でサプレッサーバレルだけ手に入れたい場合は、
同時にデトネーターも注文する必要があり注意です。

そして、何よりも、箱!

これが正規梱包です!

この梱包で店頭に並んでます(^ ^);

もう、何ていうか、雰囲気バリバリ。
最初、通販サイトで梱包を見たときは
あまりに悪ノリしてると感じて爆笑してしまいました。

こんなお茶目をしたくなるくらい、
タナカワークスにとっては自信があるモデルなのでしょう。
(まぁ、実銃にサプレッサー付きモデルがなかったからかもしれませんが)

ちなみに、こんなナリですが店頭販売しているものなので
側面は真面目な価格表示等がされています。

架空銃のモデルガンというと
マルシン工業のドルフィンがありますが、

ベースとなった同社ベレッタM9シリーズは
調子の良いモデルガンとして知られています。

つまり、それくらい自身のあるものなのです。

おそらく、タナカワークスもこのトカレフについては
よっぽど自信があったので架空銃、
しかもサプレッサー搭載できる形で出してきたのだと思います。

(サプレッサーつけるとショートリコイル時に重りになるので
作動には不利になると考えられます)

ということで、次回にサプレッサーあり、なしで発火してみて
作動の違いや、そもそもサプレッサーありで満足に作動するのか、
確認したいと思います。

〜その2へ続く〜

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