「日の丸の復活」 タナカワークス 南部十四年式拳銃 ~その1:このモデルの紹介(レビュー)~
みなさん、こんにちはです(^-^)
日本という国は、なにもかも破壊しつくされ、すべてを失った戦争から世界第2位の経済大国になった国です。(現在は世界第3位ですが)
この経済成長は、世界からは「東洋の奇跡」とよばれていました。
さて、その昔ハドソン産業というモデルガンメーカーがありました。
このメーカー、冷戦中でまともな資料が手に入らない中で何をどうやったのかAK47のモデルガンを発売したりと、他のメーカーでは絶対手を出さないようなモデルをモデルアップするメーカーでした。
その代わりといっては難ですが、発火時の作動性と耐久性は非常に悪く、中には手動装填すらおぼつかないモデルまであったそうです。
そんなハドソン産業もモデルガン製造から撤退して久しいです。MGC廃業時と同様に金型は各メーカーに引き取られました。
今回、ご紹介する南部十四年式拳銃は、もともとハドソン産業で発売されていたすこぶる調子の悪いモデルでしたが、メーカー撤退による存亡の危機を乗り越え、まるで高度経済成長をとげた日本のように、タナカワークスによって「奇跡の成長」を成し遂げたモデルガンです。
外観はこんな感じです↓
非常にきれいな金メッキが施されています。発火するのが惜しいくらいです。
マガジンを抜くとこんな感じになります↓
このマガジンの引き抜きがやたらかたいです。マガジン脱落防止用のバネがついているからなのですが、実銃でもこんなにかたかったら大変だろうなと感じました。
初回限定モデルなのでランヤードがついています↓
外箱はこんな感じです↓
シンプルかつかっこいい外箱です。なんだか気合が入ってます。それもそのはず、発売前からこんな宣伝動画をインターネットアップしていたくらいですから↓
私は、ハドソン製南部十四年式拳銃は所有していなかったのですが、インターネット上で数々の方が攻めあぐねている記事をみて、調整が非常に難しいことを知っていました。
そのため、この動画を見たときは金属製モデルガンであることもあって、大変欲しくなったものです。
しかし、諭吉5人に樋口1人出動という売価に戸惑っている間に初回生産分はあっというまに完売。そのあと今日に至るまで再販されたという話は耳にしていません。
そんなおり、オークションに中古として出品され、競りに競りまくって定価と同じ値段で落札しました。落札できた時はガッツポーズ、まったく後悔していません!
次回、紹介する予定ですが、発火性能も動画の通り!大変快調に作動します。ただ、もともとが絶不調のハドソン製。高度経済成長をとげた日本がいろいろと問題を抱えているように、無理した後が見受けられるので、そこも紹介します。
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金属時代、紙火薬時代は」まともにブローバックしませんでした。
自分の初めてのブローバックモデルはCMCワルサーP38でしたがまともに発火せず。最後はスライドを後退させ、スライドストップ解除させて激発させてました。まあ中学生でしたので物の道理がわからなかったのですが。
最初は南部は非ブローバック。Sm前の薬室下に穴が開いてる型。
正直、握った感じが最高で「日本人に合わせて作ってある」と実感。
ハドソンN1、LSのプラモデル、マルイのエアコキ、ハドソンN3、そしてSmGのN1、オクで王冠マークのN1・・・まさに「大日本帝国万歳」な自分です。
コメントいただきありがとうございます。
自分の父が紙火薬時代にモデルガンにどっぷり浸かり、
その影響で子供にも教えた(その後母に怒られた(笑))ので
紙火薬時代の苦労は聞いてはいましたが
スライドごとデトネーターにぶつけないと発火しないとは・・・
タナカの南部を握った時、とても握りやすくて
日本人が設計した拳銃なんだなぁ、と実感しました。
四角いグリップなのでなんか握りにくそうと
勝手に思っていただけに新鮮でした。
今回の記事はその1でして
記事の最後に「〜その2へ続く〜」という
リンクで続きが読めますので
よければご覧ください。
その2は発火レポートになってます。