「こだわり抜いた復活」Mule トンプソンM1 その3 分解について(Muleからファンへの挑戦状)

こんにちはです。^_^

前回はこのモデルについて話しました。
マニュアルが英語など、長年、この趣味に慣れ親しんでいる
玄人向けな仕様であることを話しました。

で、今回、製造上仕方なかったとのことで
金型が限界を迎えているとのことにより
アッパーとレシーバーを共削りで結合させているそうです。

共削りとは、要はすり合わせでして、
うまく入るまで削っては合わせてみてを繰り返し
最後までハマればOK、というやり方です。

・・・なので、かなりしっかり結合されていると。
メーカー側からも「今回のはかったいですよ。」と
ブログでアナウンスがあったほどです。

(でも、2〜3回分解結合を繰り返せば、
うまく外せるようになるとのこと)

ということで、このモデルを「玄人志向」とさせている最大の要素、
分解について僕が行ったやり方を解説します。

とりあえず叩け(ただし保護は厳重に)

とりあえず最初はアッパー後端から叩いてみることにしました。

ストックを外し、
トリガーをマスキングテープで引き切ったままに固定し、
さらにレシーバー後端に厚紙を貼り付けて養生した上で
プラハンマーで少しずつ叩いていきます。

あんまり強く叩きすぎると変形するので注意です。

このやり方でアッパー後端とレシーバー後端が
ツライチになるくらいまで叩きました。

マガジンのレール側から叩く

アッパー後端から叩いていたのは
レシーバーのマガジンのレール部から叩くと
レール部が変形する可能性があるからです。

ただ、これ以上アッパー後端から叩くのは難しそうだったので
レール部からに変更しました。

こんな感じでレール部を厚紙とマスキングテープで養生、
トリガーも引きっぱなしにして
先ほど以上に慎重に叩いていきます。

この作業を根気よく繰り返して、約1週間、

ついに、外れました。

ちなみに、1回目は1週間くらいかかりましたが
2回目の分解は3日程度、
3回目より思いっきり力を入れれば腕の力だけではずれ、
4回目からスムースに外れるようになりました。

・・・玄人志向です。すごく、玄人志向です。
この作業が楽しいと思える人じゃないと対応できない。
(ちなみに僕の場合はむっちゃ楽しかったです!)

次回は中身について解説します。

〜その4へ続く〜

 

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