「現役日の丸拳銃」タナカワークス SIG P220 陸上自衛隊 エヴォリューション ~その1:このモデルの紹介(レビュー)~

みなさん、こんにちはです(^-^)

今回ご紹介するのは、タナカワークスが発売している現代拳銃4種のうちの一つ↓

SIG P220 陸上自衛隊 エヴォリューションです。

実銃は、スイスのシグ社(※1)が開発したP220モデルを日本のミネベア社がライセンス生産し、自衛隊に収めているものです。タナカワークスでは陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊の三種類をモデルアップしています。

※現在は投資家による会社の買収や銃器部門の独立などで異なる会社になっているそうです。・・・ここら辺、複雑怪奇でわかりません(*_*;

エヴォリューションになる前は、「これぞタナカワークス」と呼べるほど、高パワー・低耐久性を兼ね備えたモデルだったそうです。(箱に保管しているだけでエジェクションポートあたりにヒビが入るという記述を中学生のころネットで見た覚えがあります)

しかし、エヴォリューション化によりバレル基部の強化、カートリッジのパワーダウンが図られ、5mmキャップカートリッジの鋭い撃ち味はそのままに絶好調かつ壊れにくいモデルに生まれ変わりました。

ちなみにパッケージはこんな感じ↓

刻印です↓

スライド左側面に「SHIN CHUO」の文字。これは、製造を行っていた新中央工業(現在はミネベアに吸収合併されています)を意味しています。「LICENCE SIG-SAUER」とある通り、シグ社(※1)のライセンス生産品であることが刻印されています。

右側面には桜にWの刻印で、陸上自衛隊を表しています。日本語で9mm拳銃とあるのがうれしいですね(^-^)

南部十四年式拳銃のように、設計からすべて国産ではないものの、現在の日本の安全保障を支えている銃です。

一昔前だと海上自衛隊モデルですが「亡国のイージス」、最近だと、「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」など、自衛隊が登場するアニメや映画で目にする機会が増えています。

 

 

さて、すでに何十発も発火し、作動・耐久性ともに問題なかったこのモデル。先日発火しようとしたらトラブルがおきました。

次回は、このトラブルと対処法をご紹介します。

~その2へ続く~

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