「発火モデルガンのチャンピオン」タニオ・コバ GM-7 チャンピオン・オペレーター その2 発火

 

こんにちはです^ ^

前回はタニオ・コバ GM-7 チャンピオン・オペレーターについて
紹介をしました。

今回は発火させます。

GM-7系列の発火性能

本ブログではブローバックモデルガンについては
発火性能の違いを表現するために毎回、

「発火カートリッジ数に対する発火成功率」

を出しているのですが、

GM-7系列については過去に
発火性能とモデル自体の耐久性評価という形で
相当数の発火をおこなっています。
(この記事など)

そこから出た結論が、前回記事・・・というか
今回記事の「発火モデルガンのチャンピオン」という言葉であり

GM-7系列以外で使っている発火数(3マガジン分)では
検証しきれないというのは分かりきってました。

で、今回はどうするか?というと

「色々考えましたが、諦めて
10マガジン分(70発)の結果を検証する」

ことにしました。

・・・だって、250発とか発火しても
発火成功率が80%こえるバケモノモデルガンですよ。

明らかに調子崩してくるまで発火しようとしたら
いったいどれほどのキャップ火薬代がかかるか・・・。

お財布がすっからかんになるのが目に見えているので
今回は10マガジン分(70発)で勘弁してください(^ ^);

発火条件

GM-7にはカートにいくつか種類があります。
また、それぞれのカートに対応したデトネーターが数種類あります。

今回は使い捨てオープンカート、
ダブルヘッド・オープンデトネーター
の組み合わせで発火させました。

また、取説に発火中のメンテナンスについて記載があります。
基本的には2〜3マガジン発火したら
バレルのクリーニング(簡易クリーニング)が必要です。

といっても、分解しないままチャンバーから水を流すだけ。
僕はホームセンターに売ってるオイラーに水を入れて吹き付けてます。

今回の発火は2マガジンに1回簡易クリーニングをしています。

1マガジン目

まぁ、いうことはありません。

昔のモデルガンでは
1マガジンノントラブルで発火できたら奇跡でしたが
GM-7にとっては朝飯前にもならない簡単なお仕事です。

5,6マガジン目

4マガジン目まで1マガジンずつ発火させていましたが
あんまり変化がないので2マガジンずつ発火させました。

ご覧の通り、2マガジン連続でも何事もなかったようにカートを吐き出します。

結果

10マガジン(70発)発火した結果がこちらです。

トラブルは初弾装填時の暴発1発のみ。
発火成功率99%。GM-7にとっては当然の結果です。
もちろん、破損もなし。

・・・て、当然だってわかってても、すっごい発火性能だよなぁ。

中学生の頃に一生懸命あーでもない、こうでもないって頭悩ませていじくりまわしてた、
マルシンのベレッタやらガバメントやらハイパワーやらは
1マガジン発火できたら奇跡だったもん。

強度に関しても、

当時のタナカグロックなんて
1マガジンどころか数発でバレル付け根のロッキングラグがもげたし、
(今は大進化したけど)

天下のMGCもGM-5のバレルは100発くらいでチャンバーがパックリ割れた。

それと比べると、GM-7の発火性能。耐久性能はやっぱり異次元だと思います。

10マガジン後に起きたこと

10マガジン発火させたので分解しようかな、と
チャンバーの確認をするとなんだか様子が変・・・。

見てみたら奥側のラバーヘッドが切れてバレルを塞いでいるようです。

今回使用しているのはダブルヘッド・オープンデトネーターというものなのですが
ラバーヘッドという発火ガスを封じ込めるゴム部品を二つ使う
デトネーターです。

その二つのうち、一方がちぎれたようです。
(ちなみにいつ取り付けたかわからないラバーヘッドです。
そんなラバーヘッドでも70発余裕で発火できてます。
新品ならどれくらい耐えるの?に関しては過去に検証しています。)

一応、これ1個だけでも理論上はガスを封じ込めることはできるので
1個のまま発火させてみました。

カートが3発残っていたので発火、全てブローバックできました。
(リコイルは軽めの印象です)

分解

一応、取説にも書いてあることなのですが
本モデルに限らず、カスタムガバメントには
フルレングスのリコイルスプリングガイドが
装備されていることが多いです。

分解時には、下の画像のように
細い六角レンチをリコイルスプリングガイドの横穴に差し込んで
リコイルスプリングを固定し引き抜けるようにします。

僕自身、最初、これがわからなくて
取説をじっくり読んで理解したので念の為書きました。

「発火の日」の最後の砦

僕個人の話になりますが、モデルガンを発火させる日は
「発火の日」と呼んで数日前から準備をします。

発火するモデルガンは調整を頑張ったものがメインですが
気持ちよく発火するかは神のみぞ知るものです。

発火の日は、発火によるストレス解消も兼ねているので
気持ちよく発火できるモデルガンがないと
なんとなく不完全燃焼のような気持ちがします。

そんな時に、GM-7、
それもチャンピオン・オペレーターの準備もしておけば

調整したモデルガンが全部不調でも、
カートリッジ・シャワーを部屋中に撒きまくって
気持ちよく1日を終わることができます。

使い捨てカートなので装填が簡単、
部屋のどっかにいって見つからなくても
カート単価が安いので精神的ダメージがほとんどない、

下の画像のように、カートの所在を気にせず、
銃撃戦ごっこをして思う存分ばらまくことができます。。

気軽にこの光景を見ることができることこそ、
GM-7のみがなしえることだと思います。
(1発300〜500円するカートを無くしてもニコニコできる
お金持ち様は対象外ですが)

個人的に惜しいなぁ、と思っているのは
この素晴らしいシステムを使用して
ガバメント系列以外のバリエーション展開が現在のところないこと。

商業的に、1機種でバリエーション豊富な
ガバメント系列を攻めるのは合理的とは理解できるのですが
このシステム使ってかっこいいポリマーオートあたりが
出てきてくれないかなぁ、と夢想してしまいます。。。

ただ、出てきてくれなくても
GM-7は発火モデルガン(ブローバックモデルガン)の
チャンピオンだと思います。

 

スポンサードリンク




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください