「ふーじこちゃーん!」ルパンの愛銃(の色違い) マルシン ワルサーP38 コマーシャル ~その4:調整3「パワーのあるカートリッジを使う」~
みなさん、こんにちはです(^-^)
前回に引き続き、調整方法をご紹介します。
今回の記事は失敗作含めた紹介になります。ご了承ください(*_*;
その3:デトネーターを変えて、パワーのあるカートリッジを使う。(後退量不足解消)
10数年前・・・
手に入れた当時はマルシンのワルサーP38は絶版と言われていて、マックジャパンの変換デトネータ等、便利な調整キットは皆無でした。また、カートリッジが380ACPサイズのためストロークのある9mmリアルサイズの発火カートリッジは使えません。さらに、旧型PFCのためOリングのあるプライマーもそのままでは使用できませんでした。
デトネーターはステンレス製と思わしき下写真のものです↓
固定方法も独特で、金属板でデトネーターを挟み込み、イモネジで締め付ける方法でした。
ステンレス製で加工が大変なのと、何より絶版のため失敗すると発火すらできなくなるため、デトネーターの加工は断念しました。
当時、マルシン ワルサーP38のマガジンに入るカートリッジは380ACPを模したカートリッジで、同社のM84用PFCカートリッジとマルベリーフィールドの380ACPリアルカートリッジがありました。
PFCカートリッジを使用する場合は、デトネーター先端を球面状に加工する必要があるため断念。マルベリーフィールド380ACPリアルカートリッジを購入し、検討してみました。
しかし、ここでミスが生まれました。当時のマルベリーフィールド380ACPリアルカートリッジは5mmキャップ仕様で、デトネーター径が合いません。あまり調べずに購入してしまいました。
そこで、同社の快調キットを組み込み不要になったタナカ グロック17のデトネーターを使用することにしました↓
径はマルシン製よりも太かったのですが、金属板で挟むことができれば固定できたので、金属板の突起に合わせデトネーターをやすりで削りました。かなり硬かったのを覚えています。
発火させてみると不発の嵐。そもそもデトネーター長さやストロークが異なるため当たり前のことでした。