「金属長物モデルガンの”ブローバック・マシーン”」タナカワークス M1カービン Ver.2 ~その3:従来モデルとVer.2モデルの部品比較1~

みなさん、こんにちはです(^-^)

前回はVer.2モデルをテスト発火しました。

今回は、従来モデルとVer.2部品の比較を行っていきます。

エキストラクター

○従来モデルはこのようなエキストラクターでした↓

可動式ですが、1マガジン15発持たないものでした↓

 

○Ver.2ではこのような形に変更されました↓

鉄板を曲げたものに変更され、大きなコイルスプリング(エキストラクタースプリング)とともにボルト内に挿入する形になりました。

薄い鉄板にすることにより同じボルトサイズでも可動域をひろげ、カートリッジがエキストラクターより離脱する際のツメへの負担を軽減していると考えられます。さらに、エキストラクター自体にばね性を持たせることにより、エキストラクター自体がしなると考えられ、より耐久性が高まっていると思われます。

ちなみに、挿入の際は瞬間接着剤が必須です。ボルトへ挿入する際はドライバーなどでスプリングを縮めたまま挿入する必要があるため、瞬間接着剤でエキストラクターに接着してから挿入しないと、何かの拍子にドライバーの押さえが外れてしまったときにスプリングが空の彼方へ旅立ちます(*_*;

(この組み立ての際2回も無くしかけました・・・)

チャンバー

上がVer.2チャンバー、下が従来チャンバーです。亜鉛に黒染めからステンレス(それともメッキ?)と思われる素材に変更されています。

チャンバー底面、高さはどちらも変わりません。

デトネーター(ファイアリングピン)

上がVer.2、下が従来品です。

Ver.2デトネーターには根元の溝にスプリングがはまり込みます↓

このスプリング、カートリッジ・ストップ・スプリングという名前がついています。おそらく、ボルトにより勢いよく挿入されたカートリッジの勢いをスプリングで抑えることにより、暴発を防止すること狙っているのかと思われます。

ちなみに、両社ともデトネーター後端にめねじが切っており、チャンバーに挿入後後ろからネジで固定します。

デトネーター底面直径とチャンバー内径がタイトな従来品では両者の摩擦でスムーズにねじ込めますが、Ver.2デトネーターではタイトではないためネジを回すと一緒にデトネーターがまわってしまいます。(ともまわり)

Ver.2デトネーターに空いている穴は、このデトネーター取付の際に六角レンチなど細い棒を通してともまわりを防止するためのものと思われます。

~その4へ続く~

~まとめ記事へ~

スポンサードリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください