「金属長物モデルガンの”ブローバック・マシーン”」タナカワークス M1カービン Ver.2 ~その2:テスト発火~
みなさん、こんにちはです(^-^)
前回は開封レポートやパーツリスト上での部品の互換性について紹介しました。
本日、追加カートリッジ10発がまだ届いていませんが、付属のカートリッジ5発で発火しました。
気になるエキストラクターの状態も含め、発火の様子をご紹介していきます。
発火条件
- 付属のカートリッジ5発を6回、計30発(2マガジン分)発火する。
- モデルガン本体、カートリッジともにクリーニングは行わない。
- カートリッジにはトップ、ライナー内部にシリコンオイルをキャップ火薬装填時に毎回塗布する。
今回は従来モデルでは1マガジン15発待たずに破損してしまうこともあるエキストラクターが、改良により15発以上持つかのテストも兼ねています。
それでは、発火していきます!
1マガジン目(5発)
- 4発目排莢不良。
- その他トラブルなし。
2マガジン目(5発)
- 2発目不発。
- その他トラブルなし。
3マガジン目(5発)
- ノントラブル!全弾発火!
4マガジン目(5発)
- ノントラブル!全弾発火!
5マガジン目(5発)
- 2発目、5発目排莢不良。
- その他トラブルなし。
6マガジン目(5発)
- 3発目装填不良
6マガジン目の装填不良は、おそらくデトネーター先端にカートリッジ先端がひっかかって入っていかない現象かと思われます。これについては、発火後クリーニング時にデトネーター固定用のネジが少し緩んでいたことを確認しております。
気になるエキストラクターですが、全く損傷なしです!!いままで15発持たなかったものが2倍の30発で余裕のすまし顔しております(≧▽≦) 確実な進歩です!!
リコイルは従来モデルに比べれば軽いです。従来モデルは総真鍮製の重たいカートリッジを使用しているのに対し、Ver.2ではアルミ製のカートリッジなのでこの違いが表れているようです。しかし、鋭いリコイルは変わりません。
そのかわり、カートリッジの飛びが素晴らしく良いです!(^^)! まるで本物(映画でしか見たことないけど!)みたいに右斜め上に高く高く飛んでいきます。伏射ではきれいな放物線を描いたのですが、膝射で天井にぶつかり焦りました。
作動性の違いは従来モデルとの差は感じられません。しかし、装填不良は初めてかもしれません。従来モデルではデトネーターの固定が、Ver.2よりも、よりしっかりしていたためと考えられます。
恒例の数値です↓
発火方式がサイドファイアーに限られ、ボルトなど動作部品の質量が重い金属長物モデルガンで、成功率83%は驚異のレベルだと思います!
しかも、今回はエキストラクターが折れない!!
こりゃぁ、もう、この記事でほのめかした「金属長物モデルガンのブローバック・マシーン」の称号をあたえてもいいんじゃないか、と思えてきてしまいます。
・・・と、こんな記事を書いていたら先ほど追加カートリッジが届きました!
これからバンバン撃っていきます!!
ちなみに、もうすでに部品の互換性を確かめるために、このVer.2モデルの部品を従来モデルに組み込み済みです!!
おそらくこれ以降の記事になるかと思いますが、従来品とVer.2の各部品の比較、従来モデルにVer.2モデルの部品を組み込み、Ver.2カートリッジで発火を行い、
「従来モデルを部品交換によりVer.2にすることは可能か」
を検証していきます。(もちろん、Ver.2モデルにてフル装填15発の発火も行う予定です。)
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