「唯一の”金属ブローバックM16″」 マルシンM16A1 ~その4:調整3、4「グリースを使う、タニオ・コバM4MGカートリッジを使う」~
みなさん、こんにちはです(^-^)
前回に引き続き、今回も調整方法を解説していきます。
○その3:グリースを使う。
プラスチックのモデルガンが主流の今では、モデルガンにスプレーする潤滑剤はシリコンスプレーが一般的です↓
写真はホームセンターなどで売られている普通のシリコンスプレーです。トイガン用に各メーカーが出してはいるのですが、容量の割にはそれなりのお値段がするのでこれを使っています。
ですが、ネット検索してるとマルシンのM16A1は、どうもシリコンスプレーよりグリスのほうがスムースに動くようになるようです。で、家の中をあさっていたら出てきたのがこちら↓
上の写真の緑チューブもホームセンターで見かけます。中身を出してみると下の写真のように、粘ついたグリスが出てきます。自分は、ボルトとアッパーレシーバーにグリスを塗って作動性向上を図っています。
○その4:タニオ・コバM4MGカートリッジを使う。
見出しを見てぎょっとされた方もいらっしゃるかと思いますが、そうです。例の最新モデルガンの最新カートリッジを惜しげもなく使います↓
左が純正カートリッジ、右がタニオ・コバM4MGカートリッジです。前回の記事でも書いた通り、構造上リムが痛むモデルガンですので、使用するM4MGカートリッジも他に比べて劣化が大きい個体を選んでいます。
なぜ、タニオ・コバカートリッジを使用するかと申しますと・・・ネット検索してたらこっちのほうが調子いいと書いていたからです!
・・・という感じに終わらせるのは味気ないので、考察をしてみました。
- 純正カートリッジはプラグやリム部にOリングのない古いタイプのPFC。対して、タニオ・コバM4MGカートリッジは最新のヘキサゴンCP。パワーがあるのは後者。
- 純正カートリッジは総真鍮製で重たい。対して、タニオ・コバM4MGカートリッジはボディがアルミ製で軽い。マルシンM16A1はサイドファイア方式で、発火させるにはカートリッジ全体をチャンバーに押し込む必要があり、軽いほうが有利。
- 同程度の厚さならば、真鍮よりもアルミのほうが強度があるので変形しにくく、リムの痛みが緩和される。
- 純正カートリッジは5発で2,500円程度(2017/11/14現在)。1発500円。対して、タニオ・コバM4MGカートリッジは30発10,000円程度(2017/11/14現在)。1発約330円。
以上より、重くてパワーがなくて強度が低くて値段が高い純正カートリッジよりも、軽くてパワーがあって強度が高くて値段が安いタニオ・コバM4MGカートリッジのほうが、総合的に見て発火に向いている、と言えます。
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