「The ブローバックマシーン」Mule×タニオ・コバ GM-7.5 M1911A1ミリタリー ~その14:使い捨てオープンカートリッジによるラバーヘッド耐久(トリートメント塗布、174発経過後考察)~

みなさん、こんにちはです(^-^)

前回の続きで、数値による発火結果を見ていきます。各マガジンごとの詳細に関しては前回記事を参照してください。

124発発火後のラバーヘッドを使用した結果は以下の通りです↓

(以下、「今回発火」と呼びます。)

また、新品の状態から100発発火した時の結果がこちらです↓

(以下、「前回発火」と呼びます。)

  1. 今回発火のほうが前回発火よりも、発火数が異なるとはいえ、成功率が10%落ちた。
  2. 暴発率が約8倍上がった。
  3. 不発率は変化なし。
  4. 装填不良率は1/2程度に減少した。

3から、不発はコンスタントに発生することが考えられます。

2と4についてはラバーヘッドの劣化が深く関連していると考えられます。ラバーヘッドの劣化により装填時抵抗が減少したことで、カートリッジの装填に、より勢いがつくため暴発しやすくなると考えられます。また、よりスムーズに装填・排莢されるので装填不良が減少したと考えられます。もちろん、装填不良減少には発火数が半分であることもかかわっていると思われます。

1より、やはりラバーヘッドの劣化によって調子が悪くなることは避けられないことがわかりました。

今回発火後(174発経過)のデトネーターです↓

簡易クリーニングを1回忘れてしまったこともあるかとは思いますが、それでも前回よりだいぶ汚れています。ラバーヘッド劣化でシール性能が落ちたためか、ラバーヘッドより後ろ、バレル側の汚れがひどくなっています。もちろん、ラバーヘッドは振ると動きます。しかし、目立つ傷などは見受けられません。

今回の発火ではブローバックトリートメントを使用しています。174発持っているのはトリートメントのおかげかもしれません。

というわけで、まだまだ発火に耐えそうなラバーヘッドですが、随所に劣化の兆候が見受けられます。もうちょっと撃ってみて、どこまで耐えられるか検証したいと思います。

~その15へ続く~

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