「The ブローバックマシーン」Mule×タニオ・コバ GM-7.5 M1911A1ミリタリー ~その25:ブローバックトリートメントの元が取れるのは何発発火後?~
みなさん、こんにちはです(^-^)
前回はブローバックトリートメントありなしのラバーヘッド劣化比較を行いました。
今回は、「ブローバックトリートメントの元が取れるのは何発発火後か?」を計算したいと思います。
※注意
この計算は参考文献もなく独自に行った結果なのであくまで参考程度にお考え下さい。また消費税は考慮していません。
まずは、ラバーヘッドの値段です↓
6個で1,000円です。一度に2個使いますから1回330円くらいになります。
次に、ブローバックトリートメントです↓
1本500円です。
では、計算してみましょう。計算にはこれまでに得られたラバーヘッド異常になるまでの発火数を利用します。
- ブローバックトリートメントなし:188発
- ブローバックトリートメントあり:274発
計算結果はこちらです↓
最終的に、ブローバックトリートメントなしのラバーヘッド交換が連続する752発目で667円の差ができ、元が取れることがわかりました。
つまり、ラバーヘッドをなるべく持たせてコストを押さえる目的でブローバックトリートメントを使用する場合は、トリートメント1個当たり752発持たせなければなりません・・・。
持ちますかね?
綿棒に少量つけて、カートリッジ内部に薄く塗れば効果が出るものなので、がんばればいけるかもしれないですが、そこまで持つかはわかりません。
また、ブローバックトリートメントを使用すると暴発率、装填不良率が増大することがわかっています。(その23より)
それらを考慮すると、トラブルを少なく気持ちよく撃ちたい場合はトリートメントなし、ラバーヘッドをなるべく持たせたい場合はトリートメントありで発火させればよいと考えられます。
・・・と、まぁ、書いてはみたのですが、752発持たせないと元が取れないことやカートリッジ作成時の煩雑さ、不良率の増大を考えると、正直、ブローバックトリートメントを使用するメリットは少ないのかな、と個人的には思います。
2017/12/16追記:取扱説明書を見ると、ブローバックトリートメント1個で約1000発以上持つそうです。
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