「裏切りは女のアクセサリーよ」峰不二子の愛銃 マルシン ブローニングM1910HW 組み立てキット その5 〜スライド破損対策とテスト結果〜
こんにちはです(^○^)
前回、15発発火後にスライドが割れてしまったM1910。

・・・悲しい。
今回は前回考えた対策案を行い、
テスト発火して結果を確認します。
対策案概要
破損の様子は前回記事を見てもらうこととして・・・。
基本的には下記二つです。
- フレームスペーサー前端を削り、Rとの干渉を防ぐ。
- スライド下端と接触するフレームスペーサー前端部に
ゴム等の緩衝材を貼り付けて衝突時の衝撃をやわらげる。
1.フレームスペーサー前端を削り、レール部Rとの干渉を防ぐ。
スライドが後退した際に激突する
フレームスペーサー前端が角に対し、
スライドがR形状のため、
後退した時にスライドが繰り返し押し広げられ
亀裂が発生したと考えられます。
そこで、フレームスペーサー前端を斜めに削り
スライドR部と干渉しないようにします。
まず、R部の長さを測って、

白マジックでフレームスペーサーに印をつけ
やすりで削ります。

結構削りました。

でも、おかげでRに干渉することなく
スライドが最後まで下がります。

2.スライド下端と接触するフレームスペーサー前端部に
ゴム等の緩衝材を貼り付けて衝突時の衝撃を和らげる。
1の対策だけですと、後退したスライドの下端が
そのままフレームスペーサーとぶつかってしまうため
この部分にゴム等の緩衝材を貼り付けて衝撃を緩和させます。
ホームセンターで悩んだ挙句、こちらを購入。
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このスポンジ、裏側に両面テープがついているので
フレームスペーサー表面をアルコールでふき
油分を落とした上で、そのまま貼り付けました。

ちょっと分厚いかもしれませんが
組み立ててスライドを引くと
スポンジが潰れるのが感じられて
衝撃吸収としては良い感じ。
これで発火テストを行いました。
発火テスト
発火は破損時と同様の5発×3回。
途中、不発が出た場合は再度装填して発火を試みています。
1回目(5発)
2回目(5発)
3回目(5発)
結果
スライドの破損はありませんでした。

また、バレルも無事。

スポンジはというと・・・、

ご覧の通り、結構へっこんでます。
特に、スライド下端と当たる部分が
相当へっこんでます。
発火に関しては動画の通り、
後退量不足と見られるはいきょう不良が多発しています。
おそらく、
このスポンジで衝撃を吸収する関係上、
スライドの勢いが弱まり、うまくはいきょうできないのだと考えます。
ただ、写真の通りスポンジが大分潰れてますので
このまま発火しまくっていい塩梅まで潰れれば
衝撃緩和とはいきょうが両立できるのではないか?
と予想しています。
何よりも、破損しないのが純粋に嬉しい。
部品代はお財布に痛いのよ・・・。
ということで、今後も発火耐久して
破損対策の効果を検証していきます。
また、現時点で15発は耐えているので
同様の症状でお困りの場合は参考にしてみてください。
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