タナカワークス M1A1カービンパラトルーパー(従来モデル)に、Ver.2部品を組み込んで発火させてみた。

みなさん、こんにちはです(^-^)

こちらの記事で従来モデルとVer.2モデルの部品比較を行いましたが、私も含め、従来モデルのオーナーが気になるのは、

「Ver.2部品を組み込んで発火できるの?調子は?」

だと思います。

そこで、今回、所有しているM1A1カービンパラトルーパー(従来モデル)にVer.2モデルの部品を組み込んで発火させてみました。

発火条件

  • レシーバーは従来モデルを使用する。
  • 組み込むVer.2モデル部品は部品比較1部品比較2の記事で紹介したレシーバー以外の部品一式。
  • 発火数は1マガジン15発。これを3マガジン分発火する。

このM1カービンシリーズのマガジンですが、フル装填するとマガジンがパンパンでボルトを閉じた状態での本体への装着が困難です。そのため、ボルトを開いて装着、チャンバーに1発入った状態から発火をスタートしています。

それでは、発火の様子をご紹介します。

1マガジン目(15発)

  • 1発目不発。
  • 14発目排莢不良。
  • その他トラブルなし。

2マガジン目(15発)

  • 3 , 4発目不発。
  • その他トラブルなし。

3マガジン目(15発)

  • 11発目排莢不良。
  • その他トラブルなし。

発火後気づいたこと(2018/3/23追記)

発火後、ふとまわりを見渡してみると、Oリングが落ちていました↓

このOリング、どうやらボルト・ダンパーのOリングが外れたようです。3マガジン毎回発生しました。ですが、ボルト・ダンパーを見てみると↓

ボルト・ダンパー自体はボルトについたままです。損傷なしでした。

この現象、ボルト後退の衝撃でOリングがボルト・ダンパー頭を乗り越え外れたのか、あるいは別の原因かわかりません。

また、Ver.2レシーバーに取り付けた場合発生するのかも、M1カービン Ver.2で同条件の発火を行っていないためはっきり言えないです。

今回、箱だしで塗布されていたグリースをふき取ってしまったため、かわりにシリコンオイルをふいたのですが、その影響もあるかもしれません。

いずれにせよ、M1カービン Ver.2で同条件の発火を行い、この現象が再現するか確認したいと思います。

発火結果

金属モデル、かつクローズドブローバックモデルでありながら驚異の発火成功率89%!!

しかも、これVer.2部品を従来モデルに組み込んだものでこのレベルです。さらに、従来モデルでは15発持たずに折れることもあったエキストラクターを含むどの部品も破損しておりません!(2018/3/23追記:ボルト・ダンパーのOリングは毎回外れましたが(*_*;)

発火結果を見ると、サイドファイアモデル特有の暴発が発生しておりません。デトネーター(ファイアリングピン)に組み込まれたスプリングなど、数々の暴発対策の効果かと思われます。

不発に関してはある意味サイドファイアモデルの持病で、前述した暴発対策の影響もあるかもしれません。ですが不発率はかなり低いかと思われます。

排莢不良に関しては、従来モデルのエキストラクター(カートリッジ前進にあわせて一緒に前進する方式)が固定式(前進スペースの分ツメとリムの間に隙間ができるタイプ)に変更されたためなので仕方ない部分です。それよりも、15発で折れる1個1600円もするエキストラクターが改良されたのがただひたすらにうれしい!!

M1カービン Ver.2の記事でも書きましたが、タナカワークスさんは長年の改良によりついに、「金属長物モデルガンのブローバック・マシーン」を生み出したと思います。

エキストラクターがボキボキ折れる従来モデルでも、Ver.2の部品を組み込むことにより、「金属長物モデルガンのブローバック・マシーン」に生まれ変わることができます!

追記:この記事を書いた時点(2018/3/21)で、M1A1カービンパラトルーパー Ver.2の4月発売もメーカー公式でアナウンスされました!

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