GM-7.5の不発対策してみた。~その1:対策と調整1(アクリルパイプカット)~
みなさん、こんにちはです(^-^)
不発と特徴的な装填不良に悩まされていたMule×タニオ・コバ GM-7.5 M1911A1ミリタリー。GM-7.5の装填不良を検証・対策してみたの記事でGM-7のリコイルアシストスプリングをバレルにかぶせることにより、装填不良については改善されました。
しかし、不発が増大しました。おそらく、リコイルアシストスプリングが圧縮される分スライド後退のパワーが奪われ、前進スピードがあがらなかったため、スライドが微妙に完全閉鎖せず、ハンマーの打撃力がスライド前進に使われてしまったのではないかと考えております。
ただ、使用している使い捨てオープンカートリッジも再使用10回を超えており、劣化しシール性能が低下していることも考えられます。
どちらにせよ、これまでのMule×タニオ・コバ GM-7.5 M1911A1ミリタリーの記事を読んでくださった方なら承知いただいていると思いますが、元々の持病なのか不発がちょくちょく発生するのでなんかしら対策が必要でした。
そこで、マルシン ワルサーP38でも用いた昔からよく行われている(?)ハンマースプリングの下にアクリルパイプを切断したものを挟んでより縮めて打撃力をあげる調整を行いました。
まずはアクリルパイプのカットです。マルシン ワルサーP38の記事ではご紹介しませんでいたが、パイプをカットする際はパイプカッターがあると便利です↓
というか、しょうはパイプカッターがないときれいにカットできません(*_*;
カット方法は簡単で、パイプカッターのパッケージに印刷されている取説通りにパイプを挟んで少しずつ締めながらくるくる回すだけです。アクリルの場合、カット時にパイプカッターを倒す方向に力を加えてしまうと曲がったり割れてしまうので1発ではうまく切れないものの、何回かトライすればきれいな輪っかが出来上がります↓
使用したアクリルパイプは外径6mm、内径4mmのものです。厚さをノギスで測定すると↓
2.7mmでした。とりあえずこれで試します。