「私がバイクを降りるのは・・・」EVAの銃(のバリエーション) マルシン モーゼルM712 ~その2:このモデルの紹介の続き~
みなさん、こんにちはです(^-^)
前回語りで終わってしまったマルシン モーゼルM712、今回はしっかり紹介します。
実銃はドイツのモーゼル社(マウザー社)で製造された大型拳銃です。よく見るグリップ内にマガジンがある現在の拳銃とは異なり、ライフルのようにトリガーの前にマガジンが装備されています。
グリップの後ろに溝があり、この溝にストックをつけることでカービン銃として運用ができたそうです。ちなみにマルシンから木製ストックホルスター(ストックにホルスターの機能を持たせたもの)が発売されていますが、しょうは持っていません。(高いんです・・・)
昔のGun誌でライターのToshi氏がリポートをされていましたが、ビーバーテイルのような、ハンマーの後退から右手親指付け根を守るものがなにもなく、まともにグリップを握って撃つと後退したハンマーが親指付け根を強打し非常に痛いそうです。モデルガンも守るものがないので、発火する際はハイグリップなさらないよう注意を(*_*;
前回は、「(メタルギアソリッドでは)モーゼルといえばEVA!」みたいなことを書いておりましたが、私にとってはモーゼルといえば機関部です↓
見てください。この機関部、こんなに複雑そうなのにネジが1本もないんです。このパズルのような機関部、ネジを1本も使わないで、すべて部品のかみ合わせとばねのテンションで収まっており、セミオート・フルオートを制御します。
曲がってたり、くねってたり、細くなってたり・・・こんな妙な形の部品がパズルみたいに組み合わさっている代物を1900年代あたりに紙の図面で設計し、何十万丁も量産しているのです。いまでは考えられないことです。
そんな銃の機関部をネジ1本も使わず、モデルガンとして量産してしまうマルシン工業さんもすごいです。(多少アレンジはあるようですが)
次回は発火の様子をご紹介します。