「The ブローバックマシーン」Mule×タニオ・コバ GM-7.5 M1911A1ミリタリー ~その22:使い捨てオープンカートリッジによるラバーヘッド耐久(トリートメントなし、耐久終了後ラバーヘッド切れの様子)~
みなさん、こんにちはです(^-^)
トリートメントなしで発火を継続していたラバーヘッドが188発でついにダウンしました。
前回はそれに至る発火の様子をご紹介しましたが、今回はトリートメントなし188発後のデトネーター、切れたラバーヘッドの様子をご紹介します。
前回は10マガジン目(総合計188発)の最終弾でスライドストップがかからず、トリートメントありの発火でも見られたラバーヘッド異常の兆候(後退量不足)にかかわる作動不良であったため、デトネーターを取り外すことにしました。
しかし、いつもはイモねじを外してバレルを傾けるとスッと落ちてくるデトネーターが落ちません。指でつまんで引っ張ってもかなり抵抗があります。
先端を指で強くつまんで、無理やり引っこ抜くと、デトネーターはこんな状態になっていました↓
前方(ブリーチ側)のラバーヘッドは残っていますが、後方(バレル側)のラバーヘッドが見当たりません。チャンバーを覗いてみるとこんな感じに、切れたラバーヘッドが張り付いていました↓
写真のチャンバー内下部に見えるのが切れたラバーヘッドです。ドライバーで押しても張り付いていてなかなか取れませんでした。ラバーヘッドとバレルの間にマイナスドライバーをねじ込むようにしてはがして取り出しました。
取り出したラバーヘッドがこちらです↓
ゴムのリング状だったラバーヘッドが完全に切断されています。目視で4mmくらいの厚さがあるゴムリングなのですが、軸方向にすっぱり切れています。
ちなみに、トリートメントありで発火させたときは、後方のラバーヘッドはデトネーター軸に乗り上げましたが、切れることはありませんでした↓
両者のラバーヘッド比較は、今回切れたラバーヘッドの洗浄後の乾燥を待って別日に行う予定です。