「唯一の”金属ブローバックM16″」 マルシンM16A1 ~その6:調整6「純正カートリッジのパワーアップ1」~
みなさん、こんにちはです(^-^)
前回と同様に、これまで行った調整を紹介していきます。
○その6:マルシンM16純正カートリッジのパワーアップ
前回まではタニオ・コバM4MG用カートリッジを使用する場合の調整方法を紹介しました。
しかし、この私と同じように「もうすでに大枚はたいて純正カートリッジを20発揃えっちまったんだ!」という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、純正カートリッジのパワーアップ方法を紹介します。
純正カートリッジの構成は以下のようになっています↓
キャップ火薬は空キャップで代用しています。古いタイプのPFカートリッジです。
このカートリッジの欠点はガス漏れが大きいこと。プラグ側からもリムのネジ部からも漏れます。
形状的に、プラグ部分をどうにかすることは難しいですが、リムのネジ部のガス漏れを小さくすることはできます。
1.インテンスシートを作成する。
インテンスシートというゴムの板をケースとリムで挟み込むことによりガスの漏れを軽減します。
※2017/1/4追記:インテンスシートはガス漏れを軽減してパワーをあげるものではなく、発火時のカートリッジ内部体積を小さくすることでパワーをあげるものとのことです。ご指摘いただきありがとうございました。
自作したインテンスシートはこんな感じです↓
これの作り方ですが、ホームセンターで下の写真のようなゴムシートを購入します。厚みは1mmです↓
(インテンスシートをくりぬいた穴がありますがご容赦を(*_*;))
また、7mmのポンチと2~2.5mmくらいのポンチを購入します↓
小さいほうのポンチはちょうど取り換え式が売っていたので購入しました。ポンチを叩くためのプラスチックハンマーも購入します。
ポンチでテーブルなどを傷つけないよう、下にゴムマット等を敷き、ゴムシートを7mmと2~2.5mmのポンチでくりぬいていきます。
ノギスなどでリムのピンを測定すると約2.2mm程度でした。ピンの太さはまちまちなので、それぞれのピンに合わせてポンチを変えることができればベストだと思います。ガス漏れを防ぐには、少しきついくらいがいいです。
出来上がったインテンスシートをリムに挿入して完成です。入りにくいので、ドライバーなどで押し込む必要があります↓
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インテンスシートはガス漏れを軽減してパワーをあげるものではありませんよ。
発火時のカート内の体積を小さくする事でパワーを上げるものです。
コメントいただきありがとうございます。
てっきりゴムをつぶしてガス漏れを抑えるんだと思ってました(*_*;
情報をいただき、ありがとうございました。