「The ブローバックマシーン」Mule×タニオ・コバ GM-7.5 M1911A1ミリタリー ~その9:使い捨てオープンカートリッジによる発火1(トリートメント塗布、ジャム発生)~
みなさん、こんにちはです(^-^)
その8で予告した通り、今回から使い捨てオープンプラカートリッジ(またはオープンハードアルマイトカートリッジ)+MGキャップ火薬7mm+ブローバックトリートメントの組み合わせで発火した結果を紹介していきます。
基本的には7発ずつ、総合計124発発火しました。オープンプラカートリッジは50発あるので、1回再装填しています。オープンハードアルマイトカートリッジは8発ずつ、再装填して3回です。オープンハードアルマイトカートリッジは17マガジン目から使用しています。
また、取扱説明書に従い、2マガジン撃ち終えたら1回バレルに水を流し込む簡易クリーニング、それを3回繰り返したらフィールドストリッピングをし、バレルとデトネーターを掃除するフルクリーニングを行いました。
○1マガジン目(7発)
- 初弾発火後、下写真に示すようなジャムが発生。(以降、このジャムを「1マガジン目のジャム」と呼びます)
- クリア後は全弾トラブルなし。
- ヘキサゴンCPに比べ反動がシャープに感じられた。
このジャムはこの後も頻発しました。特にマガジンテンションが高い初弾排莢後などに起こります。チャンバーに突き刺さっているカートリッジは発火前のものです。
おそらく、バレルが後退する前にスライドが戻り始め、次弾を装填しようとしてこのようになったと考えられます。もしそうであれば、軽いカートリッジを使用するGM-7系列に多く出そうなジャムですね。
このジャムが起こったのかはわかりませんが、通常のGM-7ではバレルにかぶせるようにリコイル用のスプリングが組み込まれているそうです。しかし、GM-7.5 M1911A1ミリタリーでは最初から組み込まれていません。おそらく、スライド重量を増したのでバレルが後退する時間が稼げると判断されたのでしょう。
のちのハードアルマイトカートでの発火では、このジャムは発生しませんでした。
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