モデルガンとは?を解説します!~その2:発火モデルとダミーカートリッジモデル~
みなさん、こんにちはです(^-^)
モデルガンとは?を解説するこのシリーズ、今日は発火モデルとダミーカートリッジモデルについて解説します。
というわけで、さっそく発火モデルがこちらです↓
うん、昨日と同じですね(^^;)
ダミーカートリッジモデルはこちらのようになっています↓
うん、形は違うけど何が違うんじゃい!
最大の違いは、使用する弾丸を模したカートリッジと呼ばれる部品です。
左が発火モデルに使用する発火カートリッジ、右がダミーカートリッジモデルに使用するダミーカートリッジです。違いは、左のカートリッジは分解できることです。こんなかんじに↓
名前に発火とある通り、発火カートリッジには中に火薬を入れることができます。
発火モデルでは、この火薬をパワーソースとして、弾丸発射機能以外の機能、例えば発砲時の火花や音、作動により薬きょうが排出されるアクションを楽しむことができます。
しかし、アクションを楽しめるといっても、実銃はもちろんこんな構造になっていません。また、モデルガンは法律で材料や構造が厳しく規制されており、基本的にプラスチックや法律で決められた強度・材質の金属しか使うことができません。
そんな制約の中で、玩具用の市販品で直径5mm程度の小ささとはいえ、火薬の力を受け止めるわけですから当然、内部パーツもアレンジが必要となり、中には全く形状が異なるものもあります。そうなると、純粋に模型として本物となるべく同じ形状を求める需要には応えられません。
また、そもそもの実銃の部品が細かったり、小さかったりして、材質を変更してモデルガンにするには強度を確保できないものもあります。
そこで、火薬を使わず、内部構造の忠実な再現を目指したダミーカートリッジモデルがあるわけです。もちろん、ダミーカートリッジモデルにも法律の規制が入りますので、銃身はインサートで閉塞され、プラスチックや法律で決められた強度・材質の金属でできています。
もちろん、ダミーカートリッジモデルでもカートリッジの手動装填、手動排莢ができます。
まとめると、
- モデルガンには、発火モデルとダミーカートリッジモデルがある。
- 発火モデルは、カートリッジに火薬を装填して、弾丸発射機能以外の機能、例えば発砲時の火花や音、作動により薬きょうが装填・排出されるアクションを楽しむことができる。
- ダミーカートリッジモデルは、火薬を使わず、内部構造の忠実な再現を目指したモデルで、カートリッジの手動装填、手動排莢ができる。
以上、発火モデルとダミーカートリッジモデルについての解説でした。
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全くの素人がモデルガンにちょっと興味をひかれたところで、教えていただきたのですが、発火式のモデルガンにダミーカートリッジを入れて、ダミーカートリッジ仕様のモデルガンのように遊ぶことは可能なのでしょうか?
コメントありがとうございます。
結論から申しますと可能です。
しかし、一手間必要です。場合によっては不可能な場合もあります。
下記に解説します。
発火式モデルガンのチャンバーにはデトネーター(メーカーによって呼び方が異なる)という
金属の棒状の部品が入っています。
このデトネーターは発火モデルガンをブローバックさせるのに必須の部品ですが
このデトネーターを外せば、基本的にはダミーカートの挿入が可能になります。
ただし、モデルガンのチャンバーはダミーカートの全長よりも
内部の奥行きが深くなっている場合が多く
装填時の勢いでカートがエキストラクターから外れて
チャンバー奥まで入り込んでしまう場合があります。
KSCさんなど、メーカーによってはダミーカートリッジ化専用の
チャンバー内部品等を別売している機種もありますが
場合によってはユーザー側でこれらの部品を自作する必要があります。
(もちろん、デトネーターを外しただけでうまく装填はいきょうできるのであれば
こんな大変なことをしなくても良いです。)
また、改造防止の観点から、機種によっては
実弾より小さなサイズで専用カートリッジを製作し
それに合わせてチャンバーやマガジン等が設計されている場合があります。
(MGCのルガーP08(プラスチックモデル)が有名です。)
その場合はそもそもダミーカートリッジが入りません。
いずれにしても、機種によりますが
試してみないことにはわからないです。
参考にしていただければ幸いです。
ご返答ありがとうございます。ネットで仕入れた情報だけでは把握するのは難しそうですね。最初は専門ショップで購入してみようと思います。専門的なこちらのサイトも今後、参考にさせていただきます。